『EXIST SF』が今月に発売されますね!
販売前体験会に参加し、実際に使ってきましたのでご購入をお考えの方は参考にしてみてください!
1、LTと SFの違い
2022年に発売された「EXIST」があります。
こちらはバスで使う番手には「LT」の表記。
LT(ライト&タフ)とSF(スーパーフィネス)の違いは
ボディーサイズ・・20%コンパクト化
ドラグ性能・・20%UP
スイングスピード・・12%UPなどありますが、
ざっくりいうと
『フィネス専用機』であるかどうか、だけです!
他にもリニアシャフト化、マグシールドレス化、スプールショート化など・・
SFに施された工程全ては「フィネスに特化」させること。
LT=汎用性の高い優等生
SF=専門性の高いキレ者
一般車かレーシングカーか・・といった感じです。
2、 SFは必要か?
スーパーフィネスとは1g未満のルアーを自在に操ることができる状態。
もはやルアーやシンカーの重さではなく、ラインの重さすら感じ捉え、思いのままに操作すること・・これがキャッチコピーとして表現されている『操縦性』
これは既に一般的なフィネスの域を完全に超えています。
よって・・・
「フィネスはやるけど極める予定はない」
「5ポンド以下のラインは使わない」
と、いう方はSFは必要ありません。
3、EXIST SFインプレ
DAIWAさんのイベント
「SF 発売前体験会」に参加してきましたので使用感をお伝えします。
この企画に参加できる条件は
「22EXIST」のオーナーであること、でしたので「LTとの違い」を注視しながら使いました。
ここからは素直な感想となります。
大事なのはロッドとの相性。
持ち込んだのは「STEEZ RC S510XUL-ST.SV」
まず・・軽い!衝撃的に軽い!
ロッド:50g リール:140g
これがアンダー200の世界か!!!
投げてみる・・・
ルアーは0.9gのスプーン
飛距離・・7%UPとなっていますが普段投げないルアーだった為、ここは感じられず。
リトリーブ・・ここで差が出る!
スプーンをスイミングさせている時、ハンドルからブルブル伝わるのですが、そこは敢えてもう驚かず。
魚がルアーの後ろについた瞬間!このブルブル感が「フッ」と消え、その直後バイト!
この小さなルアーでの前アタリを捉えてしまう・・。
「メインシャフトを小径化することによって感度がUPしてます」と説明を受けたものの、実感できたのは驚きです!
ぜひハンドルから伝わるルアーの動きを体感していただきたいです。
これなら恐らく、極小シンカーのダウンショットをアクションしている際の前アタリを感じることができるはずです!
4、適したフィールド
特に水深があるフィールドで効果を発揮すると思います。
1g未満のルアーを10mまで沈めてもしっかりとルアーの状況を把握することができるという点からです。
特に入鹿池みたいなワカサギがメインで深い場所は良いのではないでしょうか?
スモールレイクの野尻湖は絶対向いています!
逆に琵琶湖北湖やオカッパリでのカバー周りなど、ある程度太いラインが必要なフィールドには向いていません。
ライン4ポンド以上を巻く場合はSF以外のリールを検討してみてください。
5、総評
使ってみての点数をつけてみたいと思います(5点満点)
軽さ:5
巻き感度:5
巻き心地:4
剛性感:2
ロッドとの相性(RC510):5
汎用性:1
やはりキレキレの特化型なので極端な数字になります。
22EXISTを持っていて、追加でSFを考えてる方。。
「フィネスをどうするか?」だけ考えて判断して良いです。
一つ言えることは!
STEEZ RC510XULを購入された方はフィネスを極める意思がある方だと思います!
「SF以外使いたくない」となる危険性はありますが、RCとの組み合わせは強くお勧めします!!
是非『スーパーフィネス』の世界をご体感ください!
6、 SF 発売日
7月中旬予定ということです。
出荷数も少なそうなので、いち早く購入を考えている方は予約をした方が確実です。
当ショップでもご予約承っております。