日々SNSにリアルコントロールについて投稿していると、ありがたいことに多くの方から質問のDMが届きます。

「この番手はどんな釣り(ルアー)に向いていますか?」
ほとんどこういった内容の質問です。

「カタログを熟読したけどわからない」
「YouTube観たけどピンとこない」

全てのリアルコントロールを使用している私が「使用感」をお答えすると納得していただけます。

ロッドの作り手が書く商品紹介とは違います。
使ってみての体感の部分です。

なので使えない場合ははっきり「使えない」と言います!
釣り人・ユーザー目線であることをご理解ください。

高額なロッドですので買って後悔はしたくない!
今回はどんな返信をしているかを機種別にまとめますので参考にしていただければ幸いです。
今回はベイトロッド編です。

STEEZ RC C610M-SV

ベイトロッドの中核を担う610M。

使用感はMではなくMH。
ブランクスに張りを感じますね。

私が使用しているルアーは

・ポッパー
・ジャークベイト
・サカマタシャッドノーシンカー
・ヘビーダウンショット
・1/2ozまでのスピナーベイト、バズベイト
こんな感じです。

ポッパーとジャークベイトはアクションが似ていますよね?
ラインスラックを「パシッ!パシッ!」と動かします。

このラインスラックを活用した釣りに向いていますし、アクションしやすい。

ただ、通年リグってあるのはサカマタシャッドノーシンカー。

これもラインスラックの釣り。
ロッドが軽く、張りがあるので特別扱いやすい!

感度が良いのでフォール中のバイトも前アタリも捉えてくれます。
ロッドからの情報が多いので一見退屈なこの釣りも集中して行うことが出来ます!
ヘビーダウンショットも同様です。

ただエビモなどを7g以上のフリーリグでやると扱いづらい・・。
MHっぽいと言っても実際はM。
ウィードに入れて抜こうとすると「ヌ〜ン」とブランクスが曲がり、そのまま根掛かってしまいます。

バーサタイルなので例えばオカッパリやフローターなどタックル本数が制限される場面で重宝する1本です。

最近は10インチ以上のロングワームネコリグでも使用していますが抜群ですよ!

STEEZ RC C73H-SV.ST

私の中ではボトムスペシャル

フリーリグやリーダーレスダウンショットで大活躍!

琵琶湖でウィードを狙う時の必需品!!

注意点としては、ソリッドティップなので硬いストラクチャーには向きません。
例えば岩や魚礁など・・ノーシンカーなら大丈夫ですが、シンカー付きだと根掛かりが頻発します。

この春使ってみて驚いたのは「スイミングジグ」

生え始めたウィードの新芽にタッチしながら巻いてくるこの釣り。

ソリッドティップがいい感じで新芽に引っかかりリーリングで「プルンッ」と外れます。

73レングスでもロッドが軽いので苦にならず、早春特有の強風下でも操作しやすい!

来春は「スイムジグスペシャル」として使用する予定です!

STEEZ RC C70MH-LM

最も質問が多い機種!!
シリーズ唯一のローモデュラス。
「巻き物専用」です。

使用しているのは
・1/2oz以上のスピナーベイト、バズベイト
・スティーズクランク400以上
・マグナムクランク
・アラバマリグなど
・ジョイクロ178、タイニークラッシュなど

重めの巻きにはこのロッドです。
今までのローモデュラスを使った方は驚くと思います。
旧スティーズのスカイホークやスカイパイレーツなど「曲がる竿」のイメージがあるからですね。

この70MHは巻いている時はさほど曲がらず、キャストの時はしっかり曲がりルアーを遠くへ運ぶ、不思議なロッド。

ただ巻き物用と言っても7g程のシャロークランクはあまり飛ばないですし、巻いていてもブランクスの強さが勝ってしまい、何をしているかわからない状態に・・。

「巻き物だけど確実なフッキングが必要な釣り」
「大遠投してグングン潜らせる釣り」
といえばわかりやすいと思います!
往年の釣り「マキマキ」にも抜群!

他にも質問などありましたらインスタDMしてください!
お待ちしております^^

次回はスピニング編です。

×